コードギアス 反逆のルルーシュR2 最終話 Re;

世界を平和にする目的を果たす為に、悪の皇帝として仮面を被り続けるルルーシュ。その為に友に戦うスザク。
その為に(ルルーシュ達と同じ考えを持っていた)ナナリーに悪魔呼ばわりされてでも本心を隠し続けて目的を達成する。その目的の終着点は、悪の皇帝としてゼロに倒される事。その達成により世界は平和になったが・・・。

ルルーシュとスザクは(世界を平和にする)目的達成の為に悪魔の仮面を被り続けて、仲間を(巻き込む訳にはいかないから)騙し続けて、全ての悪意と憎しみを自分達にだけ集めて。スザクの扮するゼロがルルーシュを倒す事で世界が平和になる。

ルルーシュとスザクの真意が分からずに最後まで戦った人(民間人も含む)には、(ルルーシュという悪魔が)平和になったで終わるけど真実を知ってしまった(残された人達には)、これ以上過酷な最期はないです。
特にナナリーは、何も知らないまま悪の皇帝としてルルーシュが倒れた方が幸せだったのかもしれない。ルルーシュに近かった人達が気がついて、ナナリーも最後の最後で真意に気が付いて。でも、その時にはもう・・・。

ルルーシュは誰よりも大切な、ナナリーだけは救う事はできなかった。


個人的にはルルはナナリーに倒される(ルルがナナリーに倒されるように仕向ける)と予想していたのだけど。それでも、真意を気づかれてしまうと、同様に残酷な最期に違わない。